ミニ企画展
「新居浜バイパス関連遺跡群 発掘調査速報展」
[2022年4月14日(木) 〜 2023年3月17日(金) ]


ご入場の際は、マスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。

展示室内・展示遺物の様子
R4ミニ展示1
R4ミニ展示2



 今回の展示では、国道11号新居浜バイパスの建設に伴い調査を行った新居浜市内の遺跡について取り上げます。

 尻無川左岸の中村田所遺跡は、当地域で調査例が少ない弥生時代終末期が中心の集落で、焼けた竪穴建物や壺を棺に使用した墓などが見つかっています。

 中村田所遺跡の東側の尻無川左岸に近接する中村田所東遺跡は、弥生時代前期末〜中期前葉が中心の集落で建物や土坑などがコンパクトにまとまっていました。

 尻無川右岸に隣接する西喜光地遺跡では、弥生時代中期中葉の集落が中心で、特徴的な小さな柱穴を持つ掘立柱建物群が確認されました。

 展示の3遺跡はいずれも弥生時代が中心であり、新居浜平野における弥生集落の変遷を考えるうえで貴重な資料となりました。



〜会場で配布している資料もあわせてご覧ください〜
会場配布資料[PDF]
(19MB)


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